Canpath
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海外でウェブサイト受注

東京働いてきた6年間がウソのよう。
  
英語学校に通って、宿題が終われば、やる事は何もなし。
英語学校を終了したら、もっとやる事はなく…。
友達とBBQしたり、サーフィンしたり…。
ビーチで本読んで一日終わったり、地元の音楽イベントで酔っぱらったり…。
時間の流れが遅く感じたオーストラリア初期。
そんな生活が3ヶ月くらい続いた後「そろそろ仕事でも探そうか」と思いたちました。
  
オーストラリアでもウェブデザイナーとして働けたらなーと、漠然と思っていましたが、海外のウェブ業界のことは全く知らないし、コネクションも皆無。
しかもそこはビジネスとはかけ離れた、オーストラリアの小さな街、Noosa。
  
どうしようかと考えていたら、一緒に住んでいたイタリア人から、http://www.gumtree.com.au/ という便利なウェブサイトを教えてもらいました。
こういったサイトはクラシファイドと呼ばれるそうで、
物の売買から、シェアハウス、求人情報まで、たくさんの情報がリスティングされています。
検索の際に、地域の指定もできるので、
“ Web design, Noosa” などで検索してみたのです。
  
スキル的には働けると思っていましたが、問題なのは英語。
語学学校を1ヶ月で終了し、英語のレベルは、はっきり言ってダメダメ。
どの求人情報も “Excellent English skill is required” なんて書いてあるものだから、やっぱりだめか〜と諦め半分で見ていたら、、、
  
  

「チャリティに協力してくれるウェブデザイナー募集」

 from Mark
  
  
というタイトルが。
中身を見てみると、オーストラリア中を旅してきた写真家がチャリティのプロジェクトを立ち上げるにあたってウェブサイトが必要だそう。ただし無給。
  
無給…。
連絡しようかどうしようか迷ってた自分に、ホストファーザーから
“You have nothing to loose! Go for it.”
と言われ、まぁ、それもそうだということで、話を聞くことになりました。
  
  
結果的に、これがとても良い経験に。
英語がダメダメ過ぎて、もっとこうした方がいい!という自分の想いは半分も言葉にすることができなかったけど、なんとかウェブサイトが完成。
めちゃくちゃ感謝されて、いろいろなところに連れて行ってもらいました。
旅に使用していたジープで険しい山道を探索したり、奇麗な湖にも行ったし、Noosaが見渡せる絶景ポイントへのドライブなんかも。
    
そして、なんと、なんと、
海外で初めてのウェブデザイン受注へ。
  
Markが地元のクライアントを紹介してくれることに。
英語の打ち合わせにも同席してくれたのは、もの凄く助かりました…。
今度は有給 :) 責任もあります。
ちゃんと要求を汲み取れてるのか…?と、プレッシャーを感じていましたが、こちらも無事完成。きちんと納品して、入金も確認しました。
  
  
その後は、Noosaを遠く離れ、ケアンズ、シドニー、ドイツのベルリンと移動しながら仕事をしていましたが、この時の経験が活かされているのは間違いありません。
最初の1歩を出させてくれたMarkに感謝!迷ったらGOです。

この記事を書いた人

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沢田 俊介
現在地:日本
グラフィックデザイン出身のウェブエンジニア オーストラリアに2年(ワーホリ&ビジネスビザ)ドイツとスイスにあわせて1年くらい滞在 英語は IELTS 6.5〜7.0 程度 Co-founder of CANPATH ブログも書いています http://workabroad.jp 2014 年 4 月 Startup Weekend Yokohama 優勝 2014 年 11 月 Startup Weekend Yokohama 優勝 2014 年 12 月 Global Startup Battle Champion’ s Track 世界 6 位

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