はじめに
今回は、留学でビザが必要である場合について簡単にアドバイスをしたいと思います。
すべて、「日本国内」で取得する場合と考えてください。
ちなみに、自分はオーストラリアのビザ取得に苦労して、禿げそうでした(笑)
そんな自分から、基本的ではあるけれど、体験談を踏まえながら、知っておいてほしいアドバイスを書きます。
そもそもVisaって何?
査証(さしょう)又はビザとは、国が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。(Wikipediaより引用)
また、目的によって、無査証で入れる国も多くあります。
(1)高をくくらない
ビザ申請する人は結構、高をくくる人が多いような気がします。特に、留学が決まってから、出国までの期間が開いている人ほど、「まあ、大丈夫やろ!」となってしまいがち。留学が決まった時点で、取得ビザの情報はしっかり押さえておく必要があります。
例えば以下の点。
○日数
申請してから、取得にいったい何日かかるのか?
基本的には移民局のホームページに目安の日数が載っています。しかし、ビザは申請時期によって、前後するそうです。留学が集中する時期には遅れるし、もちろんクリスマスから年末なんかも、移民局の人は休みなので遅れると思っていいと思います。
書類を揃えたりする中で、色々と不都合も出てくる可能性は高いので、余裕を持って準備することをおススメします。
○申請時に必要な書類は何?
・健康保険は必要か?
どのみち留学するなら、健康保険は入る必要があると思いますが、それが申請時に入っ
ておく必要があるのかは重要だと思います。
日本の保険会社と海外の保険会社とがありますが、もちろん入りやすいのは日本の保 険会社。でも、海外の保険会社の方が安いと聞きます。まあ、どちらにしても証明書も必要なので、その発行日数も知っておきましょう。
ちなみに僕のビザは必要で、しかも「最低限~円以上の保証があるものにしてください」と条件付きでした。
・語学力証明書
・銀行口座残高
金額と証明書発行の日数等。
・健康診断書
・無犯罪証明書
・予防接種証明書 などなど
※もちろん、必要じゃない書類も多いので、きちんと調べましょう。
○健康診断
病院は指定されていることがほとんどで、東京や大阪などの大都市まで行かないと行けないと思っておいてください。また、事前予約が必要で、証明書がいつ届くのかも確認しておきましょう。
○大使館での面接
ビザ取得のために大使館で面接を受ける必要がある場合があります。これにも予約は必要です。また、大使館も大阪や東京のような大都市しかないので注意。
○申請方法
申請方法は、インターネットなのか、書類を郵送するのか。郵送なら、どこに送る必要があるのか?国内か、海外か。ちなみに海外への郵送の場合は郵便局から送れます。国際スピード郵便(EMS)を使うと、早くて安い。そして、追跡機能もあるので、現在状況も把握できます。
ちなみに自分は、留学先の大学のミスで、間違ったオフィスに送ってしまい、そのまま返送されました…。日本に返すくらいなら、オーストラリア国内で、正しいオフィスに送ってくれよって思いましたが、その辺はシビアですね。おまけに、”invalid”ってスタンプが証明写真やら、提出書類に押されてて、また取得しないといけないはめになりました。気を付けましょう。
こんなところです。結構、複雑で書類を揃えるまでに日数もかかる感じしますよね?
不安になってくると思うので、次のアドバイスに移りましょう。
(2)一人で悩まない
ビザは申請が本当にややこしいです。しかも、不安なんかも襲ってきて、悩みの種になりかねません。そんなときは一人で悩まないで、助けてもらいながら進めましょう。
○英語が話せる人、またはその国の言葉が話せる人に助けてもらう。
ビザの種類にもよりますが、ちょっとマイナーなビザになると日本語でほとんど、情報が手に入らなくなります。移民局のホームページを見れば、すべて書いているとはいえ、日本語の場合はほとんどないです。英語かその国の言葉です。仮に英語とはいえ、厄介な表現なんかもあって、大変なこともあります。そんなときは、大学のネイティブの先生なんかに頼るといいと思います。
○業者に依頼する
いや、頼れる人なんていない!と言う方は、ビザ取得を手助けしてくれる業者に頼むといいと思います。
○大使館に電話で質問
書類でどうしても、わからないことは大使館に聞きましょう。日本にあるその国の大使館のホームページに行けば、おそらくビザお問い合わせの電話番号があると思うので、電話しましょう。
電話できる時間が書いてると思いますが、注意が必要です。例えば、午前9時から午後3時までとあったとします。「じゃあ、昼休みにでも電話するか」なんてことをすれば、相当待つはめになります(笑)「あなたは●●番目です。今は××番目です、しばらくお待ちください。」と言って、ひたすら待たされます。そして、その間の電話代は自己負担です。長いと1時間以上です。なので、できればこの場合は午前9時にかけるといいと思います。ちなみに電話時間は10分~15分くらいなので、質問をあらかじめ絞っておきましょう。
ちなみに、自分は電話かけました。どうやら、受け答えの人は1人しかいないようで、とりあえず急かしてきました。わからないことを聞くと、「ちゃんと、HP見ました?書いてませんでしたか?もぉー」と言って、パソコンでカタカタ調べてくれます。ちなみに、HPに書いてないと、知らないのでその国の移民局にメールしろと言われました。
まあ、しっかり内容を確認するには大使館に電話するのはいい方法だと思います。
○人を信じすぎない
これだけ、頼れ頼れと言って、信じすぎないって、どうしろって言うのよ!!って言われそうですがwまあ、業者や大使館の人を除けば、基本的に他の人はビザに関して、プロではありません。
経験談ですが、自分は留学先の大学の人に「ビザ取得には最低4か月かかる」と言われたり(実際は3か月)。先に話した申請方法なんかも間違ってて、困りました。まあ、しっかり自分で確認することをおススメします。
(3)ビザに対して、ストレスを溜めない考え方
最後に、ビザのストレスと付き合う方法について。というか、考え方ですね。
自分もビザ申請から、おりるまで悩みました。特にトビタテのように、「○月○日までには必ず出国」みたいな条件あると、死にそうになります。
そんなときに、ある人にこんなアドバイスをいただきました。
“留学はビザ申請から始まる。みんなビザで悩んで留学が始まるんだよ。”
要は、ビザ申請等で悩むことも留学の一環です。もう、悩んでる期間でも留学だと思うといいと思います。まあ、これでストレス軽減されるかは、人によりますが…。
ちなみに、ビザは申請以降は悩んでも、早くなるわけではないので、ストレス溜めるくらいなら、遊びに出かけて、気分をスッキリさせましょう。
(4)トビタテを受けようと思う人へ
トビタテを受けるときに、受け入れ先を決めると思いますが、できればそのときに必要なビザも聞いておくといいと思います。知ってて、損はないので。
以上が、自分からのアドバイスです。何か聞きたいことがあれば、Facebookにメッセージください。
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