フランス・ボルドーはワインの地として有名です。12万ヘクタールのぶどう畑があり、6月からは日本からの観光客も多く見られます。
そのボルドーに行く前にこれだけは知っておきたいちょっとマニアックな情報5選をお伝えしたいと思います!
Ⅰ,6グループで構成されるワインの分類
- ボルドー(Bordeaux)とボルドー・シュペリウール(Bordeaux Supérieur)
- メドック(Médoc)とグラーヴ(Graves)
- サンテミリオン(Saint-Emilion)、ポムロール(Pomerol)、フロンサック(Fronsac)
- 五つのコート(Côtes rouges)
- 辛口白ワイン(Blancs secs)
- 甘口白ワイン(Blancs doux)
年間8億本も生産されるボルドーのワインはたくさん種類があります。主に上記の6つに分類されます。アペラシオン(appellation)と言います。
特に有名なのが、ボルドー、メドック、サンテミリオンと女性に人気の甘口白ワインです。
Ⅱ,ぶどうの品種
ぶどうには品種があり、それぞれ異なった風味・味・色を出します。ボルドーワインの特徴は数種類のぶどう品種をブレンドして造られている点です。
赤ワインのぶどう品種:メルロー(Merlot)、カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)、カベルネ・フラン(Cabernet Franc)、コット(Cot)、プティ・ウェルド(petit Verdot)、カルムネール(Carmenère)
白ワインのぶどう品種:セミヨン(Sémillon)、ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon blanc)、ミュスカデル(Muscadelle)、コロンバール(Colombard)、メルロー・ブラン(Merlot blanc)、ユニ・ブラン(Ugni blanc)
太文字は特に有名な品種です。日本でもよく目にかかる品種ですね。
メルロー種はアルコール成分に""力強さと柔らかさ、丸みを与える品種""です。
カベルネ・ソーヴィニヨンはタンニンを豊かに含んでいるので、"深みのある複雑で調和のとれた香りを持つワイン"になります
Ⅲ,ラベルの見方
ワインラベルの見方を知っているととても面白いです。どこを見て買うワインを決めるのか、どの年がいいワインなのかなど、ワインに関してはたくさん情報があります。
人それぞれ好みとかあるので、選ぶ基準はさまざまだと思いますが、僕がフランス人から教わった選び方はこの通りです。
1、製造年を見る。2010,2009,2008,2005,が美味しいと人気ですね。5がつく年は当たり年で、7がつく年ははずれ年とよく言われます。
2、統制名称を見る。ボルドーとかメドックとかね。
3、最後はシャトー。シャトーによって値段が全然違います。
最後に
ワインは嗜好品として確立し、どのワインが美味しいとか高いとか、2時間も3時間も語ったりすることがあるそうです。確かに、たくさんの種類があって当たりはずれがあるのは間違いないのですが、知識だけで決めるのではなく、自分が美味しいと思う、自分にあったワインを選ぶことが大事です。
5ユーロ以上のワインは美味しいといい、12ユーロ以上はまぁ間違いない。と何人の人にも言われました。
たくさん味わって(デグスタシオン)、持って帰ってくださいね!