Hello world!
みなさんこんにちは。Rayと申します。愛用言語は歴史のあるfortranです。
さて、初投稿の記事は毎年春休みに沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催されているOIST Science Challengeについて紹介したいと思います。
※公式情報はこちら→https://groups.oist.jp/ja/sciencechallenge
【ざっくり言うと?】
OIST内での特別講義・研究室見学とグループワークを通じて、修士・博士課程でどのような研究生活を送るのかを考える1週間のワークショップ。
【このワークショップの三大魅力まとめ】
- 渡航費・参加費・宿泊費がALLタダ‼
- 最先端の研究に英語で触れられる‼
- 全国から選抜されたメンバーと交流できる‼
そもそもOISTって何?と思っているそこのあなた!
ぜひぜひHPをcheckしていただきたいです。
OISTは日本でも留学体験ができる大学院です。研究者の多くは外国人で公用語は英語。実は日本国内でもinternationalな研究環境があるんです!
【選考プロセス】(※2018年9月23日現在)
提出する書類はたったのひとつ(内容は2つ)!しかしこれが結構大変であります。
基本的に毎年以下のようになっています(最新情報は上記のURLで確認してください)。
・テーマに即して、科学に対する夢を語るプレゼンスライドを英語で6枚以内にまとめる。
・志望理由やこれまでの取り組みを英語で200words以内にまとめる。
【書類審査を通過するためのポイント】
※あくまで個人の感想です。
1.分野外の人に説明するようにわかりやすく
おそらく書類審査をする人全員が専門家であることはないです。現地のスタッフの中には文系出身者もいるので、一般の人に説明するようなわかりやすい書き方で書くことをおすすめします。
2.ストーリー性を持たせて大げさに(過去→現在→未来)
「夢を語れ!」と言われているので、現在不可能といわれていることを目標にダイナミックに表現してみましょう。その夢を達成するためにはどんなアプローチ方法が考えられるか、手法についてはすでに利用されている技術例などを挙げて論理的に説明していきましょう。
3.これまでの取り組みに関するネタは多少盛る
嘘を書いてはいけませんが、「これまで自分がやってきたことはこんなにすごいのだ!」と自らアピールする必要があります。推薦書の提出がない分、自分で自分のすごさを論理的に説得力を持たせながら説明してみましょう。
最後に
私が参加したのは2016年の春で当時は学部1年生でした。正直、ワークショップのレベルが高く、ついていくのに必死だった記憶があります(学部3年~修士1年くらいがおすすめかな?)。それでも、他の参加者と交流しながら改めて科学の楽しさに気づき、研究職の魅力にも気づいた1週間でした。OISTではこのイベント以外にも、インターンシップや夏合宿など学生向けの様々なイベントを開催しているので、ぜひチェックしてみてください!