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最初の挫折 ~留学3日目の悲劇~

  
留学して今日で2週間が経ちました。
タイトルにもある、留学して3日目のオリエンテーション中の悲劇…。
それは、帰国のための成田行きの便を調べてしまうほどのホームシックに襲われたこと…。
  
現在留学している方には共感してもらえたら。
家族・友人には私の近況報告として。
これから留学を考えている方の参考になれば幸いです。
  

skyscannerを開くまで

  
到着して2日。ドイツ語で上手くコミュニケーションが取れず、お店の人に怒られたり、契約の理解がうやむやのままサインしてしまったり、自分の力不足を痛感しました。さらに追い打ちをかけたのが家族とSkypeをしたことによるホームシック。涙をぐっとこらえて電話をしていました。そして、この時期は大学がお休みのため、ルームメイトが実家に帰っていました。いつ帰ってくるのか分からないストレスに、夜もあまり眠れませんでした。
  
そして3日目。留学生対象のオリエンテーション中、skyscannerをおもむろに開く私。
朝から気持ちが悪くて、いつでも吐けるような体でした。
  
”1年”という時間が、長く長く感じました。
  

挫折を乗り越える

  
大きかったのが同じ時期の留学を始める日本人の存在です。同じ悩みや不安を母国語で共有することは、とても心の支えになりました。私はオリエンテーションの後、日本人の友人に「私帰りたい…!」と相談しました…。彼は共感できなかったようですが、慰めてくれました(笑)
  
さらにオリエンテーションの後、ルームメイトが実家から帰ってきて初対面しました。ドイツ人の同い年の女の子で、置手紙を書いてくれたり、Heidelbergの有名なお菓子「KNÖSEL」をくれたり、本当に素敵なルームメイトです。その日の夜、ルームメイトのお母さんが私の分まで晩御飯を作ってくれました。私は日本から持参した割り箸をあげて、みんなで割り箸で食べました。ホームステイでない滞在方法でも、日本から割り箸を持ってくることを強くおススメします!
  
IMG_8250.JPG
  
それから、ゴミ捨て場でドイツ人学生に「ニホンジン?」と尋ねられました。彼女は日本の文化が大好きで、30分以上ゴミ捨て場の前で漫画やアニメについて語りました。最後には、週末にハイデルベルク大学の付属植物園に行く約束をして別れました。
  
  
最後に、記憶が鮮明なうちに、留学して最初の数日間を乗り越える術を書き留めて終わろうと思います。
  
・同じ国からの来た留学生と悩みを共有できる環境を作る。
・ルームメイトと友好な関係を築く。
・日本グッズや日本食は自分用でなくお土産用として使う!
・話せば友達!次に会う約束をする。
・学びたい言語を話す友達やルームメイトと学びたい言語でとにかく話す。
・感謝の気持ちを伝える。言わなければ伝わらない。
  

この記事を書いた人

Kaho Utsugiさんの海外ストーリー