14日
宿泊が同室の香港から来たという女の子を駅まで送り、その後歩いてロンドンの中心まで出てみる。
道中、Manepa CardのPINコードを覚えていたことでとりあえず安堵。(出国前、PINコードがわからずお金が引き出せるかわからないということで一度パニックになっていた)
目的は何と言ってもTate Modern。どのお店がコスパがいいかなどは分からないから、EATというところでサンドイッチとジュースでお腹を満たし、いざ。
Tate Modernは工事中の箇所もあったが、現代アートを思う存分に見ることができる私好みの美術館であった。撮影もOKのよう。ダリの絵はやはり目につくなと思いながら、私の好きなジャッドの"アレ"やジャコメッティの彫刻の数々にほほーっとなる。中でも、アレクサンドル・ブロツキーというロシアのペーパーアーキテクトの作品に目を奪われる。緻密な線の数々。画は、線だなあと改めて思わされたりなど。
といったように十分に堪能し、その後はロンドンの街をたくさん歩いた。歩くのがその場所を知るのに一番良いと思う。そしてトビタテ生の子と夕方合流し、フィッシュ&チップスをいただくという王道。
15日
この日の目的はV&Aとナショナルギャラリー。少しバスの乗り方や街の歩き方に慣れ、サクッとV&Aへ到着。しかし、広すぎる...見るものがありすぎる...ということでファッションをじっくりそしてその後気になったものをサラリとみる計画にした。ファッションの展示場所にはヨウジヤマモトやコムデギャルソンの服も展示してあり、日本のファッション負けていない。と感じる。そしてサラリと見る予定だったその他、であったラファエロの作品に圧巻。絵には疎い私にとって、作品を生で見るという機会はそう多くはなく、おそらく初めてラファエロの作品を見たのだがあんなにも大きいとは...。そりゃあ、改心しようという私の西洋美術史専攻の友達の気持ちも理解できるな。その後はデザインメインの展示を予定通りサラリと見た後、マーガレットハウエルさんおすすめのHyde Parkに行ってみることにした。
Hyde Parkはとても大きな公園で、ロンドンにいるということをすっかり忘れてしまうような場所だった。ロンドンに住んだ時にこんな場所が近くにあったらと思う。
その後はHMVでCDを購入し、そそくさと宿泊地へ帰ったのだった。(行き以外すべて徒歩で)
ちなみに、ナショナルギャラリーは人が多すぎてよく見れなかったし疲れていたので中に入っただけでやめた。
16日
ようやくリーズへ出発する日。宿泊が同室のブラジルから来たという親子に別れを告げ、電車でリーズへ。ここから私の留学生活がスタート。
メイン画像はアレクサンドル・ブロツキーのもの。