みなさんこんにちは!めぐみです。
先週の土日は友達とShepherds Walksという8.6マイル(約14km)のハイキングに行ってきました。
森の中や川の近く、農場などを歩いて、自然を楽しむことができるコースでした。
途中には木をつたって川を渡る場所も!大変でしたが楽しかったです。
歩いていて驚いたことが、「川の水が茶色い!」ということです。日本で登山やハイキングに行くと、水がとても澄んでいてキレイですよね。しかし下の写真で見えるように、水は澄んでいながらも、透明ではなく茶色でした。
これはPeat(ピート)と呼ばれる土の影響。ピートとは、池や湖などの湿地で有機物が分解されず堆積したものです。微生物の活動があまり活発でない、低気温の地域でよく見られます。世界の約75%のピートが、カナダとロシアの北部に分布しており、日本では主に北海道で見られます。豊富な栄養分を含有し、日本でもピートモスが農業用として販売されていますね。スコッチウイスキーの製造では、麦芽(Malted Barley)を乾燥する際にピートを燃やすことで、独特の香りを付けています。
雨水がこのピートを介して川に流れ出ることで、水が澄んでいながらも茶色になっていたんですね。
新たな発見もあり、とても楽しいハイキングでした。