ボルドーというフランスの街に住み始めて1か月。
街がきれいで治安も良く、とても住みやすいなぁ・・・くらいしか思わなかったが、今日ふたりのフランス人に案内してもらい、面白い歴史が垣間見えた。
10時半、Victoire に集合。Yoan(26)という青年と彼と同じ人類学のガールフレンドと待ち合わせ。
Victoireの近くで土日だけ開催されるマルシェは街で一番大きい。
http://yoshihito.me/?p=456 マルシェの様子はこちら
マルシェでは南アメリカの伝統的な軽食(パン生地で作った餃子のようなもの)やフィナンシェと呼ばれるフランスのお菓子とコーヒーを飲んだりしながら楽しく会話。
フランスにはCUBと呼ばれるレンタルバイクがおいてあり、クレジットカードさえあれば借りれる。その借り方を教わり、みんなでサイクリング開始!
このCUB、30分以内にCUB専用の駐輪場に入れれば無料で借りられる。今回は長時間借りたため、30分置きごとに駐輪場に入れて無料で使えた。
最初に向かったのは Palais Gallien と呼ばれる場所。
このゲートはかつてボルドーを囲うように円形になっていて、ボルドーをよそ者から守るために作られ、ボルドーとその外を行き来するにはお金と身分証が必要だったらしい。
ボルドーが大きくなるにつれ、そのゲートは2重、3重と作られ、今もなお Victoire や Gambetta などの場所でゲートを見ることができる。しかし今は大半が壊され、Palais Gallien が一番大きいゲートとなっている。
途中で見つけた顏がないモニュメント
その後向かったのは Jardin Public と呼ばれる公園。ザ・フランスの公園といった形でとてもきれいで落ちつく場所。たくさん動物もいるのがフランスの公園だそうで、別の場所にある公演は小さな動物園(petit zoo)と呼ばれる場所もあるそうだ。
この日は天気がとてもよく最高のサイクリング日和だった。
この時期のボルドーは梅雨だそうで、こんなに暖かくて日が出ている日は珍しい。
去年は365日のうち、240日が雨や曇りだったそう。
もう一つボルドーの人でも知らないとYoanが言っていた公園に行った。公園には本棚が設置されて誰でも読んだり本を置いたりする場所があったり、廃墟なんかもあった。写真はないけれどこの公園は周りが塀に囲まれていて、中央に大きな城があり内戦の様子が目に浮かぶほどすごいものだった。
途中 Grand Hotel de Bordeaux と呼ばれるオペラの目の前にある高級ホテルに立ち寄った。ただの見学で。
一泊5000€とからしい
売っていたものもすごく高かった
ボルドーにあるオペラ、かつてルイ14世が訪れ自分も作りたいと言って、パリに大きなオペラを作ったそうだ。
日曜は恒例の Sophie 先生の家で昼食。談笑しながらおいしいご飯を頂き、ゆっくりとした時間を過ごす。
先生の旦那さんがポリネシアンなため、いつもポリネシアンの友達がいる。
ミュージックを奏でる
通り雨の大雨があった後、近くで開催されていたフェスティバルに少しだけ立ち寄ったあとHermioneという船を見に川沿いへ。
Hermioneは海賊船(?)らしく200年前のものをコピーしたものらしい。
その昔、2隻の船があったのだが、一つの船は沈没しのこったのがHermione.
めったに訪れないそうで初めて見た人ばかりだったそう。
写真からもわかるようにすごくでかくて、すごくきれい。
雨上がりのこともありきれいだった。
コスプレしている人たちも多かった
そのあと、Quinconcesの遊園地に行ってジェットコースターに乗ったり、ぶらぶらと。
日本の遊園地より、雑で(怖い)、スピードも速く(怖い)、えぐい(怖い)けど全然違って面白い。
お化け屋敷とかみんな全力で死ぬような顏をして出てくるところを見るとすごい怖いんだろうな・・・と(入ってない)
その後、先ほどのフェスティバルのところへ戻り、ライブを少しみた。
このフェスティバルはヒッピーの人たちで作り上げられていて、Capitalism(資本主義)に反対し、この社会を変えたいと活動する人たちだそう。危ない人ではないらしい。
夜ご飯を別の場所で食べ、帰ろうとしたら、トラムの故障。
すんごく遠回りをして帰りました。
駐車場のモニュメント。フランスにはアートストリートと呼ばれる場所がたくさんある。