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H&M is the biggest user of organic cotton

一回書いて消えちゃったブログ書き直すのがこんなにつらいと思ってなかったです。
私の中では二回目なのでさらっと(笑)
  

今回international business の授業でファストファッションについてプレゼンする機会があって、自分なりにファストファッションについて考えなおしたので、ブログにしました。
  

私のパートはH&MがZARAや他の中国アパレルメーカーと競合しながら今後どうやって生き残っていくのかについてで、皮肉やな~とかなんとか思いながら準備をしました。私が日本やこっちで学んでいることの中心はフェアトレードや持続可能な発展についてで、ファストファッションの考え方は時に真逆の考えになることがあるから。で、H&MのHPをのぞいてみたら、sustainabilityについてめちゃめちゃ書いてあるし、わかりやすい説明もいっぱいのってる(全部英語だけど)。WWFとかユニセフと協力もしてる。そこでみつけたのが、

H&M is the biggest user of organic cotton in the world.
  http://about.hm.com/en/About/sustainability/commitm...

実際そうなんですよね。オーガニックコットンを世界で一番使ってるのがH&Mで、バングラデシュで主に大手アパレル企業の下請け会社が入った建物が崩壊して多数の方が亡くなった事件を引き起こすきっかけになったファストファッションのコンセプトの生みの親で現在もそのビジネスモデルで成長を続けるのもH&M。H&Mはエシカルファッションや洋服のリサイクルにも積極的で、マレーシアでもリサイクルボックスが店舗にしっかりおいてあります。こういう大きなファッションブランドがエシカルやオーガニックについて発信することで、環境や生産者を傷つけないオーガニックコットンやエシカルファッションについて知る人が増えて関心を持つ人が増えるのはいい傾向といえると私は思います。それにそういうふうな方針をとらないと今後企業が生き残っていけないような社会に着実に近づいているんじゃないんかなぁとも思ったり。一方で、ファストファッションのあり方にはさっき書いた事件のこともあるから肯定はしたくないし、そんな速くモノを消費することのメリットというか、消費サイクルが人のしあわせにそぐわないようななんかもやっとした違和感は消えず。世の中、善か悪かで割り切れることがそんなに多くはないのはわかりきっていることですが、うーーーんとしか言えないことが多くて、どう自分が動けばいいのかわからなくなることも多い日々です。
  

そして、このプレゼンの中でもおんなじようなことを話し、エシカルファッションについても話してみたのですが、教室内にエシカルファッションについて知ってる人は教授を含め0という事態に。日本ではエシカルやフェアトレードの広がりを感じることができることもあったけど、マレーシアではほぼ0。コスト面ばかりが授業で話されてるしなぁ。これについても今後考えていきたいです。

この記事を書いた人

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Yukiko Miyatake
現在地:日本
宮城、大阪、京都 立命館大学国際関係学部国際協力開発専攻 2回生 FTSN(FairTradeStudentNetwork)関西支部 立命館大学フェアトレード団体beleaf トビタテ!留学JAPAN1期生 マレーシア科学大学留学2014.08-2015-07 経産省委託HIDA,JETRO共同海外インターンシップ制度を利用し、フィリピンにインターンシップ 2015.10~ twitter @ykk_0

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