何千年も前にタイムスリップしたような国、マラウイ。
(インスタにも同じようなことを投稿しましたがご了承ください。)
タンザニアやザンビア、モザンビークといったアフリカの中でも有名な観光地のある国に囲まれた日本人には名前も知られていないようなこの国の観光省でインターンをしております。
「素朴」という言葉がとても似合うこの国は何か温かみのある国だ。
マラウイで流れる時間はすごくゆっくり。歩くのもゆっくりだ。
果てしなく続く一本道。
それを日本じゃ車検の通らないようなシートもはがれたおんぼろのワゴンに乗って移動する。外の景色はというと、だだっ広い台地が永遠と続いている。照り続ける太陽。
暑さにやられ、木陰で寝ている人もいれば、ローカルビールを昼から飲んでいる人もいる。仕事はいいのだろうか。でもなんか気持ちよさそう。
子供はビニールを丸めて作ったお手製サッカーボールで遊ぶ。
僕の存在に気付けば、アズングーと叫びながら手を振ったり、カンフーのポーズをしてくる。かわいい。
ちょっとおちゃらけた青年は僕をみて中国語のマネをしてくる。(僕は日本人です)
少し中心部から出ればどこの家には電気も水もガスも通っていない。中心部だって停電はいまだにある。
そういえば家で流れているボツワナテレビで日本の弥生時代を紹介しているとき、うちの家政婦さんが遺跡を見て、日本人はここに住んでいるのか。って聞いてきた。
そんなこの国にももう45日滞在した。不便さも慣れるとなんか楽しい。
そして、日本で全く感謝していなかったことに感謝する。
ちっぽけな幸せは大きな幸せになり、普通のことは驚きになる。
なんていい経験をしているんだろう。
ただ、毎日いいことばかりではない。辛いこともある。
そして体調もたまに壊す。
そんな時に、地平線ぎりぎりまで見える星空は悩みを解消してくれる。
天の川や流れ星も見える。
僕はただただ、自然の壮大さに圧倒される。
そして自分のちっぽけさをしる。
マラウイも丁度折り返し地点。この後はザンビアに向かうけれども、
マラウイ生活悔いのないよう全力で楽しみます。
飛行機に乗ると同時にタイムマシーンにも乗れますので、是非マラウイへお越しください。