せっかくのフランス留学。
フランスで面白いをしたいと思っていて、第一弾はフリーハグ。
第二弾として「ヒッチハイク」をすることにしました。
目的地はスロベニア。
なぜスロベニアなのか
ヒッチハイク前もしている最中も「なんでスロベニアなの?」と聞かれまくりましたが、答えは一つで、イタリア行ったとかドイツ行ったとか言うよりなんか面白いから。
これかなり重要でなんか面白いというのは自分の中で行動に移すかどうかの指標になっている。
不安はないのか
そりゃもちろん不安は全開。だってまず外国だし、フランスってフランス語だし、初めてのヒッチハイクだし、もともとヒッチハイクなんかくそくらえ的な立場だったわけだったし。
相棒の元気も初めてのヒッチハイク。頼れるものなんて何もないぜ。笑
きっかけ
「ヒッチハイクしてみよっか」これだけ。きっかけは単純と言うけれど単純すぎた。
でもフランスって場所によって景色も人も方言も家の形とか食べ物も全然違うって聞いたことあったからいろいろ見てみたかった。
いざ出発!
メインの持ち物は寝袋と大きいノートブックとペン。テーマはできるだけお金をかけないで旅しようといったところ。
Bordeauxから出発。スロベニアまでは直線距離で1200kmくらいあってタイムリミットは6日間。授業あるからね。笑
すぐ帰りたくなった。
だって寒いもん。全然捕まらなかったし。最初の1台目で7kmくらい離れてしまって、帰れるけどめんどくさい場所(しかもインターチェンジ)だったから。
でもなんだかんだ進むことができました。
出会った人々
フランス人、スペイン人、モロッコ人、ニジェール人。計17台、25人の人と会いました。
初日の日が落ちたころに出会った人に神父さんを紹介してもらい、Foyerという神父さんとカトリックの子供が住んでいる家に空き部屋があったので泊めていただきました。とても温かい人ばかりで、ホントにやばいんじゃないかと思った車は一台だけ。
英語話せない人が多かったけれど、つたないフランス語でも会話が成り立って驚き。「フランス語上手だね!」なんて言われてペラペラしゃべられて・・・なんてこともあったけれど。笑
スペイン語しか話せない人の時は大変だったけど。
きつかった話
2日目。深夜22時、町の中心から10kmほど離れた高速の料金ゲートで降ろされたため車を探すも見つからず、1時間ほどしてから町へ歩くことに決め歩いていた。気温は2度で台風並みに風が強く歩いても歩いても真っ暗で、真横を大型トラックが通るような道しかない。
一時間、5㎞くらい歩いていたところで警察に拾われ町の中心へ行きました。笑
フランス警察がフレンドリーすぎなのとパトカーの搭載された機械のすごさや、パトカー降りた直後に見た事故など普段おとなしい自分にとっては衝撃的なことが多かった。
タイムリミット・・・
Niceまで来た時には「スロベニアは確実に無理、ニースから飛行機で帰ろう。」ということになり、ニースから近いモナコ、どうせならとイタリアまで行って終了。
やってみてどうだったか
結果めちゃめちゃ楽しかった。だいたい15分もすれば車が捕まるし、そんなに会話に不自由がなかった。そもそも拾ってくれるフランス人が優しかったので問題なくことが進んでいった気がする。また普段普通に暮らしているだけでは経験できないこと、行ってみたかった場所に行けたことなど、人生において大きな経験をしたことには間違いがない。
回った場所
初日: Bordeaux→Langon→Marmande→Agen
2日目:Agen→Toulouse→Montpellier→Nime→Arles
3日目:Arles→Marseille→Cannes→Nice
4日目:Nice→Monaco→Menton→Italy→
Menton→Monaco→Nice
5日目:Nice→Bordeaux
18台、800km
モナコ、マルセイユ、ニースなど行ってみたかったところにたくさん行けてよかった!
旅先で出会った人にピザをおごってもらった!
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by ************** 2015-03-05 既読