Canpath
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自分と向き合うトキ

2015年になってもう5日が経ちました。人生で初めてのフィリピンでの年越しで、フィリピンで夏のクリスマスとお正月を経験できたのは一生の思い出です。海外での年越し人生で何回経験できるんだろうと考えてみたり。さてさて私のフィリピンでの留学生活もあと2か月半となりました。目に見える成長というものは正直感じられていません。でも毎日の努力+ちょこっといいことがあるこの環境は私にとって恵まれていると思えるようになりました。とにかく去年はフィリピンの生活に慣れることと授業についていくことに必死で、自分を見つめなおす余裕が全くありませんでした。文章にしながら自分の考えをまとめていこうと思います。

私らしさを伝える

残り2か月ちょっとになって一番思うこと。「私って日本にいたときもっとアクティブだったのにフィリピンに来てからすごく受け身になってない?」フィリピンに来てから、自分と人とを比べることがすごく多くて。みんな私より知識があって、堂々としてて、しっかりと自分の意見をもってて、、、それに比べて私は英語の勉強は日本でもある程度はしてた、アメリカでの留学の経験もある、日本では積極的に意見は言えてた。でもフィリピンに来てから授業で積極的に発言ができない、自分の思っていることをうまく言えない、素の自分を出せないなどなど。ダメなところをあげると100個くらいあります。自分の思い描いていた留学生活とはほど遠いし。ホンマの自分こんなんじゃないのにっ!って。こんな私なんか誰からも好かれないって思うことも。でもクリスマスブレイクの前日にある出来事が。クラスメートのマーガとレイチェルからクリスマスプレゼントをもらいました。マーガとレイチェルは日本のアニメや漫画が大好きで留学生の私にいつも優しくしてくれます。まさかクリスマスプレゼントをもらえるなんて思っていなかったので本当にびっくりしました。それからドームメートのタビーとアレキシスそしてルームメートのジェィディーからもプレゼントをもらって。5つのプレゼントをもらったときに私のことをちゃんと見てくれる人がいるんだって気づかされて。人から私は与えてもらってばかりで全然自分からまだ返せていない。

私のことをちゃんと見てくれる人に対して私は私を知ってもらう努力をしたのかな?って。クラスメートに対しても、オフィスの先生たちに対しても、寮母さんたちに対しても私は私を知ってもらう努力を本当にしたのかな?

普段の何気ない挨拶とか行動とか。気持ち少し大きな声で明るく言うだけでも少しづつ変わると思う。自分から動くだけで全然違う。頑張れ、私!!!

楽しんでる?

フィリピンに来て最低限の英語のコミュニケーションはとれるけど楽しんで英会話できているかなって。英語を使わなければならないってなんか義務みたいになってる自分がすごく嫌で。時々英語を話すのが嫌になったらどうしよって思うことも。ふとクリスマスブレイク中にある一人の男の子に出会ったことを思い出しました。大晦日の前日に子供たちと遊ぶイベントにホームステイ先の家族の人たちと参加してきました。イベントが始まってから私はぼーっと会場を見ていたら、ある一人の男の子が私のことじーっと見ていて、私にすごくなついてくれました。エリーくんという男の子でタガログ語でいっぱい私に話しかけてくれました。私は英語しか話せないのでエリーくんの言ったことが理解できず、私が英語でわからないと説明してもエリーくんは英語がわからないので言葉ではお互いコミュニケーションがとれませんでした。
私もタガログ語が話せない自分に申し訳ないなと思いつつ、エリーくんはタガログ語を話せる人と遊んだほうがいいんじゃないかなって考えていて。するとエリーくんが笑顔で私のところにやってきて手を繋いでくれたり、一緒にダンス踊ろうって動作をしてくれました。私もダンスを踊ってみたり。イベントが終わるまでエリーくんと遊んでました。

エリーくんと私は言葉のコミュニケーションはとれなかったけどボディーランゲージでコミュニケーションがとれた。何でもやってみないとわからない。相手に伝わらないことを恐れるよりも伝える手段があるのにもかかわらず相手に伝えようとしないことが一番ダメだなって。

エリーくんとはもう会うことはないけれど最後別れるときにマリ!って呼んでくれたのはすごく嬉しかったし、エリーくんのおかげで伝える努力の大切さを改めて思い出すことができました。残り2か月半、相手に何かを伝える努力と感謝の気持ちと笑顔を忘れず悔いのないように過ごしていきます。

この記事を書いた人

ハイジ
現在地:-
神戸出身。カフェに行くのが好きです(#^.^#)将来したいことは日本に観光に来られる外国人に対して日本の文化をレコメンドすること。

ハイジさんの海外ストーリー