フィンランドの首都ヘルシンキへ行ってまいりました!
週末を利用しショッピングする事が今回の最大の目的でしたが、
ちゃっかり観光も満喫してきたのでその様子を更新したいと思います。
加えて、日本人の変なところを感じた出来事があったので
それについても書きたいと思います。
まず、建物の外観が私の住んでいるタンペレよりもヨーロッパ風である事に驚きました!
建築の知識が乏しいので何様式かといった事は分かりませんが、
古き良き街並みが多く残っているように感じました。
そして教会が綺麗!
ヘルシンキの観光名所でもあるこちらの大聖堂は現在工事中でしたが、
外観はもちろん教会の中もとても美しかったです。
教会がこんなに静かで居心地のいい場所だと知らなかったので、
”キリスト教徒になっていいかも”というアホな考えがよぎりました(笑)
他にも市内中心部にあるKammpi cathedralと、
港の近くにあった教会に行きました!
そして最後にかもめ食堂を訪れました〜。
私はこの映画を見た事がないのですが、
日本人の店員と大勢の日本人観光客がいたので人気っぷりがよく分かりました。
今回のヘルシンキ旅行で最も記憶に残っている出来事の一つとして、
ここの日本人の店員の方が”こんにちは、いらっしゃいませ”と言ってきた事です。
あぁ、日本人ってやっぱり残念&変だよなぁ〜と実感しました。
私は、フィンランドに来てから一度もお店などで”Hello”と言われた事がありません。
店員や駅の係員、学校の先生も最初に”Moi”や”Moikka”と声をかけてきます。
普通の会計であればこちらも同じように挨拶を返し、
”Kiitos, moimoi!”と言ってあたかもフィンランド人かの様に立ち去ります。
相手は私が少なくともヨーロピアンでない事が分かっていながら、
フィンランド語で挨拶をするのです。
理由は、ここがフィンランドだからです。
当たり前かの様に聞こえますが、では日本の場合はどうでしょうか。
私たちが店員として働いていたり、道を歩いていた際に
明らかに日本人でない外国人の方と会ったとします。
最初に何と声をかけるでしょうか?
多分、”こんにちは”とは言おうとしないと思います。
相手が日本人でない事が分かっているからですよね。
日本人は自分よりも相手に合わせたり、尊重する様な習慣がある為、
この様な事が起こるのは当たり前なのかもしれません。
でも、中には日本語が分かる人もいるでしょうし
仮に”Hello"と声をかけて相手が英語圏の出身でなかった場合、
外国人だからってひとくくりにするな!と思っているかもしれません。
例えば、私たちが海外に行った際にアジア人だからといって
”你好”と言われたら、良い気持ちはしないですよね?
(中国人が好きとか嫌いとかに関わらず)
中国人じゃないんだけどなぁ〜と心の中で思うはずです。
さらには、海外に長く滞在していたり、現地の言葉が少しでも理解できるなら
その国の言葉で話しかけられた方が嬉しいのではないでしょうか。
英語が世界の共通語だから"Hello"と声をかけるべきと思うかもしれませんが、
そんな事を外国人に対してしなければならないと思っているのは日本人だけだと思います。
相手をよく見ている、と言えば聞こえは良いですが
時として失礼に値する事もあるかもしれません。
もし私が日本人と区別がしにくい見た目の韓国人や中国人だったり、
日本人だけどフィンランド在住歴の方が長く日本語よりもフィンランド語が出来る、
という様なバックグラウンドを持っていた場合(実際にあったケースです)を考えると、
相手を見た目で判断したあの店員さんの行為に疑問を抱いてしまいます。
留学してから日本という国を外から客観的に見る機会が増え、
この様につくづく変だなぁと感じる事があります。
みなさんの国ではどの様な”日本”を目にしますか?
ヘルシンキにあった"Tokyokan"というお店です(笑)