今日は在留許可申請について書こうと思います。
フィンランド留学に関する情報は非常に少ないので、簡単に紹介したいと思います。
フィンランドの在留許可申請は「Enter Finland」というサイトで情報を入力してから、大使館に行って手続きを行います。
Enter Finlandはフィンランド語の他、英語でも利用できるので、留学を考える程度の人であれば、辞書を使いながらで十分に手続きを行えます。
手順としては、まず始めに、Enter Finlandのアカウントを登録します。
これは「Create new account」から行えます。
なお、ログインの際にはメールでの二段階認証がありますので、メールアドレスは間違えないように登録しなければなりません。
アカウントの作成が完了したら、実際の手続きに移ります。
初めての方は「First residence permit」を選択して、手続きをしてください。
入力する情報は非常に多く、大変ですが、入力途中のデータを保存して、次回ログイン時に再開することもできますので、入力できる項目から入力していくことをおすすめします。
入力内容は、名前や住所、留学先の大学、また、なぜフィンランドなのか、なぜ留学先の大学を選んだのかなど、様々な情報を入力させられます。
また、申請を完了するためには、大学からの入学許可書 (Letter of Admission) やフィンランドで十分に生活できる資金があることを証明するもの(残高証明書や奨学金の証明書など)、保険の加入証明書、最終の学位取得証明書などを添付する必要があります。
したがって、在留許可申請の時点で、これだけの手続きが終わっている必要があります。
入力を終え、書類を添付したら、手数料を支払ってネットでの手続き完了です。なお、手数料は大使館で直接支払うこともできるようですが、ネットで支払った方が楽だと思います。
ネット上での申請が終わったら、大使館にこれらの添付書類の原本を持って行き、手続きを行う必要があります。
大使館では、これらの書類の原本の確認、証明写真の提出と指紋の採取が行われます。必要なものの詳細はフィンランド大使館のサイトを参照してください。
なお、在留許可申請は午前中しか受け付けていませんので、ご注意ください。特に、遠方の方は。
手続きが終了したら、3週間程度で在留許可カードが発行されます。
これは、郵送で受け取るか、大使館で受け取るかを大使館での手続きの際に選択できます。
郵送を選んだ場合、レターパックで送られてきます。その費用として、500円は大使館で支払うことになりますが、大使館の近所に住んでいる人以外は郵送での受け取りの方が楽でコスパも高いと思います。
ちなみに、大使館での手続きは、英語で行われます。多少英語に自信がなくても、ジェスチャーを交えながら話してくれるので、大抵の人はなんとかなると思います。
ざっと在留許可申請について書いてみました。今後、フィンランドに留学する人の参考になれば幸いです。