Canpath
1098 views
3 応援!
0

日本には無いものが見つかったフィリピンでの留学経験

初めての海外となったフィリピン留学

今年の4月末から5月にかけて高城剛氏の書籍に影響を受け、フィリピン留学を決断し
初めての海外となるセブ島へ訪れました。
留学の目的としては勤めていたイベント会社にて英語のスキルがあれば、要人のアテンド等、仕事に生かす事ができる為で、目標設定は他の留学生の方と比べると楽に考えていたと振り返ります。
英語の習得を楽観的に考えていた為、その分、自由に行動する事を意識し
普通の留学生が中々行くことができない街中にも足を運び観察する事で
フィリピンの事を全体的に捉える事ができました。

経済成長の中で貧しい人たちがいる現実

現在、フィリピンはASEANの国の中でも経済成長が期待され、徐々に富裕層が増えている現状、そしてセブの街にも多くの新築マンションや新しいショッピングモールが完成し不動産バブルの前夜ともいえる環境です。
しかし経済成長の一方で恩恵を受けれらない人が多くいるのも現実です。

そのような経済や社会に関しての認識と貧困など社会問題に関しての認識は結果的に
英語のレッスンでも役に立ち、通常よりも深い経験となりました。

フィリピンから学ぶべきこと

日本の社会は高度経済成長、バブルを経て、物やサービスに満たされた社会となりました。
実際に日本の社会は安全で様々なサービスに満たされています。
しかし、その社会において人の観点で考えると、昨今の日本人は他人に対して警戒感を強め、「モノ」と「サービス」で満たされる反面、人間本来が作るべき「信頼関係」が薄い社会となってしまったように思います。

フィリピンには豊かさと貧困があるのは事実です。
しかし、フィリピンの貧困層の人たちの表情には笑顔で溢れ、家族を大切にし、見ず知らずの日本人を相手に親切に接し、幸せに生きています。
一方で満たされているはずの日本の社会は行き交う人の表情は暗く、他人を警戒し自殺も多い社会構造です。この日本の状態は、一度外国に出て、その国と向き合わないと気づく事はできないかもしません。フィリピン留学を通じて、フィリピンから多くを学び、日本人の知り合いも多くでき、その延長で実際に人生もいい方向に変わりました。

フィリピンを舞台に新しい起業へ

フィリピン留学での多くの出会いと経験によって、自分自身の方向性も変化が起き
フィリピン留学からの帰国後に新しい仲間とフィリピンで起業する事に至りました。
フィリピンでのビジネスの可能性が高い事よりも、日本では学べなかった人間関係の大切さを知った事による結果だと思います。
現状はビジネスを軌道に乗せるのが先決ですが、近い将来はフィリピン以外にもASEANの国々にて事業を展開できればと思ってます。

この記事を書いた人

Canpath user icon
Nakajima Kazuhiro
現在地:-

Nakajima Kazuhiroさんの海外ストーリー