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韓国版JAXA・KARIに行ってみた

宇宙国際会議で出会った韓国学生たちに会うべく訪れた韓国・デジョン。なんとうれしいことにKARIを案内していただくことになりました。学生さんたちだけでなく、宇宙教育担当の先生にも再会!なんとKARIツアーは先生がコーディネートしてくれたそうです。先生、ありがとうございました。

KARIとは?

英語ではKorea Aerospace Research Institute、日本語では韓國航空宇宙硏究院。韓国の宇宙開発を担っているJAXAのような機関なのです。JAXAは民間企業に業務を委託していたりするんですが、KARIは韓国の宇宙開発の90%ものお仕事をしているんだとか(記憶が間違っていなければ・・・)。すごいですね。

お隣のKAISTから歩いてすぐのところにKARIの「A」をモチーフにしたゲートが。写真を撮ろうとしたら警備員さんに止められました(笑)。そうなんです、宇宙開発は軍事開発とも密接に関連していたりするのでけっこう警備が厳しかったりします。

衛星管制室、衛星組立の部屋、実験棟・・・いろんなところを案内していただきました。びっくりしたのはどの部屋にも大きな国旗が飾ってあったこと。国を代表して宇宙開発してる感が伝わってきました。

韓国の衛星・KOMPSAT

韓国はKOMPSATという衛星を打ち上げています。KOMPSAT-1、KOMPSAT-2、KOMPSAT-5、KOMPSAT-3、KOMPSAT-3A。KOMPSATはKorea Multipurpose Satellite。カメラを搭載して地上を撮影することができます。ちなみにKOMPSAT-3は種子島宇宙センターから打ち上げられてます。

ということで、ロビーの展示を写真に撮らせていただきました。
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こんなのも。
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新しい衛星になればなるほど、どんどんカメラが進化しています。今は天気が悪くても雲を通して撮影できるらしいです。
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最後にはおみやげをもらって、グループ写真を取ってごはんへGO!楽しかったです。デジョンを訪れる際はぜひKARIにも立ち寄ってみてください。あ、連絡はした方がいいですよ。事前にパスポートのコピーが必要です。

この記事を書いた人

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Chey Saita
現在地:日本
ベルギーで幼稚園時代2年半、マレーシアで小学・中学時代4年間過ごす マレーシアでは英国系インターナショナル・スクールに通う 帰国後は兵庫県立芦屋国際中等教育学校に編入。3期生。 鹿児島大学理学部物理科学科宇宙コース->鹿児島大学大学院理工学研究科物理・宇宙専攻 第2回サイエンス・インカレ ファイナリスト IAC2014(宇宙国際会議)のJAXA学生派遣プログラムの代表生 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム 1期生 オーストラリア国立大学にて電波天文学を研究するために留学

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