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国立科学博物館に行ってみた

 キャンベラに到着して約1週間が経とうとしています。1週間目にもかかわらず、こちらはイースターということで4連休。山に4日間も1人でいるのきついのではないかと心配した先生とポスドクの先輩が科学博物館に連れて来てくれました。先生は家族がいらっしゃるのでポスドクの先輩が案内してくれました。
 キャンベラにあるオーストラリアの国立科学博物館、Questacon(クエスタコン)。実は建てるのに日本も一部コラボしているらしく、日本ブースがあります。
 入り口に行くまでに建物の周りをぐるっと周ってみると・・・とてもセンスがいいアインシュタイン発見(笑)
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 ちなみに、横から見ると髪の毛の部分が鳥の形になっています。このほかにもダーウィン、マリー・キュリー、考える人、その他たくさんの像がありました。

 いざ入館!と行きたいところでしたが、入場口の前には長蛇の列・・・。そう、イースターは人が多いのです。ラッキーなことにイースター中ずっと使えるフリーパスをいただきました。入館者全員に配っていたのですが、なんと大人2人・子供3人が無料で入館できます。すごく得をしました(通常、大人1人の入館料は23ドル)。
 30分以上待って入った先はワンダーランドでした。全てが大きい。この科学館は8カ所の展示場に分かれており、そのほかにショーをするシアター、カフェ、そしてミュージアムショップがあります。各展示場はテーマごとに分かれており、楽しく遊びながら学ぶことができます。

いくつかおもしろいと思ったものを紹介・・・
 こちらは本物の物質を入れて展示をしている周期表です。「せかいで一番美しい周期表」の本が思い出されますね。
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 こちらは歯車で遊べるコーナー。この子はある歯車のピースを全部使って遊んでいました。
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 このほかにも喋るロボットや偏向板、錯覚、水の循環を表した巨大な展示物、光の館、フリーフォールのアトラクションなど楽しめる場所は盛りだくさん。

 最後にミュージアムショップでは可愛らしいぬいぐるみを発見しました。なんだろうとよく見てみると、どうやら寄生虫やウイルスのぬいぐるみらしく・・・。デング熱、がん細胞、コレラ菌、その他いっぱい。うーん、本物には会いたくありませんがすごくかわいいです。
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なかなか山から市街地まで来ることはできませんが、とても楽しい1日を過ごすことができました。キャンベラに来る際は是非お立ち寄りください。

この記事を書いた人

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Chey Saita
現在地:日本
ベルギーで幼稚園時代2年半、マレーシアで小学・中学時代4年間過ごす マレーシアでは英国系インターナショナル・スクールに通う 帰国後は兵庫県立芦屋国際中等教育学校に編入。3期生。 鹿児島大学理学部物理科学科宇宙コース->鹿児島大学大学院理工学研究科物理・宇宙専攻 第2回サイエンス・インカレ ファイナリスト IAC2014(宇宙国際会議)のJAXA学生派遣プログラムの代表生 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム 1期生 オーストラリア国立大学にて電波天文学を研究するために留学

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