セブにやってきた。
セブは治安がいいって聞いていたけど、第一印象はあまりそんな風には見えなかった。
空港からホテルまでタクシーの車窓から見る光景は、
スラムだったり、道で寝ている親子だったり、
お金が欲しいとタクシーの側までやってくる女性がいたり。
オセアニアとヨーロッパしか行ったことのない自分としては結構ショックが大きかった。
ひと通り落ち着いたら、街を探索してみた。
地域によって違うけど、歩いていればたまに子供が話しかけてくる。
直接お金ちょーだいと言ってくることもあれば、
2人組でやってきて、1人が話しかけている間にもう一人がバッグのチャックをこっそり開けるパターンも。まぁ、バックパックで街をうろつくなとも言われそうだけど。。
開けられてる途中で気づいて振り返ると、今度はすごい剣幕で何かを要求してきた。
そんなもので、治安に関してはちょっとの不安から始まったセブ滞在。
知人の紹介である団体を見学させて頂けることとなりました。
貧困問題の根本解決を目指す
訪れたのは Daredemo Hero。
フィリピンの子どもたちを大学卒業まで支援するNGOです。
「貧困層からたくさんのリーダーを排出しない限り問題は解決しない」という考えを中心にされています。
合言葉は “Everybody can be a hero!”。
貧しいながらも教育に理解のある家庭で育つ子供の支援をされています。
今回は幸運なことに、子どもたちと直接触れあうチャンスまでつくって頂きました。
見た目
最初に驚いたのは、子どもたちの表情や服装。
街なかで見かけた子どもたちとはまったく違う印象です。
清潔でなかなかオシャレ。
アクセサリーなんかにも気を使ってる子もいて、貧しいという印象は一切なく、
みんな明るく、楽しそうに挨拶してくれました。
おどる
近く催し物があるらしく、ダンス練習の時間。
曲はハッピー。ファレル・ウィリアムズ。
なぜか参加w
完全に振りが遅れてますね…。
そしてなぜか回るw
ブレイクダンスがフィリピンで役に立つとは思ってもみなかった。
楽しんでもらったようなので良かったです。 :)
日本語の先生
そして先生にも。
人生初の日本語教師経験はフィリピンとなりました。
ひらがなはほぼ全部読め、単語を組み合わせた文章も理解できている…!
この間まで吉祥寺で一緒に暮らしていた外国人よりも多くの単語を知っているかも。
今後は自ら文章をつくる練習もしていくそうです。
フィリピンで日本語教育なんて珍しいでしょうから、他の子どもたちに無いスキル。
実際に子どもたちの自信につながっているとのこと。
確かに、自分ができないことをできる奴って子供のころヒーローだったなぁ。
活動は続く
支援の中心は Daredemo Hero ですが、
他にもスモーキーマウンテン(スラム街)で暮らす人々の支援や、
レイテ島の台風被害の支援など、幅広く活動をされているそうです。
活動資金は寄付金。
国内外問わず徐々に活動が知られてきているらしいのですが、まだまだマイナス。
絶賛スポンサーの皆さまを募集中とのことです!!
→ 詳しくはウェブサイトにて。
※この記事は広告ではありません
スタディーツアーなども実施されていますので、
興味のある方は是非!
東京から5時間で来れるよ!