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ここは…

郵便局です!!!!

  
すごく、立派ですよね、外見は。
  
中に入ってみましょう。
中央郵便局内部

中もいたって普通。
  
  
じゃあ、サービスはどうなのか。ちゃんと届くのか。
気になったのでいろいろ実験してみました。
  
  


■手紙を送る

カンボジアに、「ポスト」なんていう便利なものは存在しません。
  
直接窓口に行くのが常識。
  
とりあえず、日本に手紙を送ってみることにしました。
  
「海外からエアメールを送る」というちっちゃいころからのちっちゃい夢を実現させるべく、文房具屋でおしゃれなハガキとおなじみの封筒を購入し、準備オッケー。
  
  
とみせかけて、
  

「カンボジアで証明写真を撮ると、Photoshopで勝手に加工されるらしい」

  

という変な噂の真偽を明かすべく、ためしに撮ってみて(8枚2ドル)本当に肌が綺麗になってたりでちょっと盛られてしまった変な証明写真をアクセントに貼付ければ今度こそ準備オッケー。
  

証明写真付きレター

郵便局に行き、窓口のおばさんに、尋ねてみます。

ハノ「ផ្ញើទៅជប៉ុន」(訳:日本に送りたいです。)
  

おば「២០០០រៀល」(訳:※2000リエルだよ。)※0.5ドル
  

なんのトラブルもなく、投函はあっさり終了しました。

そして3日後、母からの連絡で無事に日本に届いたことを確認、
  

したんですが、例のちょっとおもしろい証明写真に対してはノーコメントでちょっとガッカリ。
  
ちなみにシェムリアップから日本宛に手紙を送った友人によると、
彼は一ヶ月後に届いたらしいので郵便局によって若干時差ありのようです、注意。
  
まあそんなこんなで、「手紙を送る」は無事達成。
  
  

■荷物を送る  

 
さて、母の誕生日が重なったこともあり、今度は小包を送ってみることにしました。

利用したのは国際スピード郵便(EMS)。

中身は
・お菓子
・インスタントラーメン
・調味料
・衣料品
・雑貨
・手紙
・日本語フリーペーパー
  
といったところ。
  
どれも引っかかることなく、
約3キロほどになりましたが費用は34ドル。
  
またもや3日後に両親から喜びの様子が伝えられ、一安心!
  
  
「荷物を送る」問題なく達成。
  
 
  

■荷物を送ってもらう

どうやらこの郵便局はけっこう優秀であることがわかったので、
今回は逆に日本から何か送ってくれないかと頼んでみました。
  
ちょうど虫除けとムヒが底をつきそうだったので、
虫除けグッズを大量郵送してもらうことに!
  
  
  
…のはずだったのですが、
  
  
なんとそれらが禁制品に該当するとのことで、
医療品系全て日本の郵便局窓口で突き返されてしまったらしい。
  
  
その報告を受け、ムヒが届かないことにだいぶショックを受けましたが、
これまた三日ほど待つと突然中央郵便局から電話がかかってきました。

  
おば「ឈ្មោះអី?」(訳:名前は?)

ハノ 「អេរីកា」(訳:エリカです。)

おば「ត្រូវហើយមានឥវា៉នពីជប៉ុន」(訳:あー合ってる合ってる、日本から荷物来てるよ、とりにきて。)

  
 
そしてその後、
  

「●●部屋の●番の箱がそうだから、よろしく。あ、パスポートもってきてね。」
  

という言葉を残し、おばさんは一方的に電話を切ります。
  
海外ではよくある(らしい)この取りに行くシステム。
  

つまりです。
  

差出人に、自分の現地ナンバーを伝えておかないと、届いたのかそうでないのか、永遠にわからない訳です。
  
そして仮に確かめにいったところで、
大量の郵便物から自分のそれを探す羽目になりますので、注意。
  

ゆうパック
  

テッテレ〜。
  
懐かしの日本語です、安心します。
  
その場でおっさんにナイフで箱開けられて、
変なものが入ってないかチェックされたので、開ける楽しみも奪われた上、
「預かり料」なるものを支払わなければならず、3ドルほどとられました。
  
ちなみに中身はこんな感じでまさに宝箱。
  
宝箱

福岡県民としては、通りもんとうまかっちゃんに対する感動は尋常じゃなかったです。涙
  

サトウのごはん

日本の米ってこんなにもちもちしてたんですね…おいしかった…

耳かきセット
  
なぜ耳かきを二つもくれたのかは謎ですが、これも愛情ってことでありがたく
使わせてもらってます。
  
  
「荷物を送ってもらう」これはワクワクします。無事達成。
  

  

■通販をやってみる 

 
最後に、米国のとあるサイトを使って、書籍の購入を行いました(2015年2月上旬)。
  
メールにはサイトから「Delivered」と通知が来ました(2015年2月下旬)。
  
そして2015年5月現在。
  
  
  
  
  
  
  

まだ受け取っていません。

  
  
  
  
郵便局からも連絡はありません。
  
どこにDeliveredされてしまったのでしょう。
  

私の本は今どこにあるのでしょう。涙
  
  

「通販をやってみる」やってみたが、目的の品は行方不明。
  


  
これにて、実験終了です。

この記事を書いた人

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Erika Hano
現在地:カンボジア
福岡県(博多ではない)出身 大学の専攻はカンボジア語 休学中 行った国:中国、韓国、オーストラリア、サイパン(USA)、カンボジア(2回目)、フランス、イギリス、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム 行きたい国:ラオス、ミャンマー、ウズベキスタン、ギリシャ、トルコ 住んだ国:日本、カンボジア、オーストラリア(ちょっとだけ) 住んでみたい国:タイ

ハノ 「អេរីកា」

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