IELTSとは
英語圏の大学に学部留学するには基本的に公式の英語試験で一定以上の英語力を証明する必要があります。イギリス、オーストラリアの大学ではIELTSという試験を使用している大学が多いです。私が志望していたクイーンズランド大学でも、IELTS6.5以上を留学生の入学資格として指定していました。
IELTSはTOEICと違って日本では認知度が低いですが、英語圏では非英語母国語者の語学力をはかる際の確かな資格としてよく使用されます。IELTSはTOEICと違って、Listening/ReadingにプラスでSpeaking/Writingの4分野で英語力をはかられるので、より実践的な英語力を正確に点数にすることができます。
留学前の英語力
私がオーストラリアに留学を決めた時は、TOEIC300ぐらい(模試なので公式には0点、未だ受験したことなし)でした。
留学を決めたのが2006年9月で、渡航予定時期は2007年7月でした。ほぼ丸一年あるので、「まあしっかり勉強すれば大丈夫だろうぐらい」に思っていました。
しかしこの油断が僕の苦労の始まりでした。もっと苦労した理由は、とりあえず力試しで2006年12月渡航前に大阪で受験した試験で5.5を取ったことです。
「じゃああと半年勉強すれば6.5いけるな」と思ってました。油断しまくってました。
全然そんなことなかったのに。
留学直前の英語力
2006年12月から、僕は毎週英語学校にちょっとだけ通い、独学でIELTSの勉強もしていました。そして渡航前の6月に、もう一度大阪でIELTSを受験しました。正直、もう6.5とれたと思ってました。
全然そんなことなかったのに。
オーストラリア渡航直前に送られてきたスコアを見てびっくりしました。
4.5でした。
ハイレベルすぎた英語学校
まさかのスコアダウン。
動揺を隠せないままブリズベンに来ました。語学学校には半年間行く予定だったのですが、そもそも僕が入るはずのクラスは、アカデミックな英語を教えるクラスで、IELTS5.5が入学の条件でした。
なので、直前のIELTSが4.5だったことはそっと心の隅に閉じ込めました。ただ、周りの学生は英語を喋りたいではなく、英語で何かをしたいというとっても英語のできる留学生ばかりで、クラスについて行くのが大変でした。
でも、それが結果的によかったです。
2回落ちる、でもネバーギブアップ
クラスの勉強について行くのに必死で、ほぼ毎日語学学校の後に図書館で勉強していました。でもちゃんと勉強の後には、友達のオーストリア人とパブで一杯飲んで、スピーキングの練習して帰ってました。
その後、正直IELTSに2回落ちました。両方とも5.5でした。
でも、オーストラリアに来て3回目のIELTSを受けるとき、何故か根拠のない自信がありました。
結果的に、6.5を取ることができ、無事に大学に進学できました。
自分がどういう風に勉強したかとか、どういう部分で苦労したかはまたおいおい、アップさせていただきます。
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