今日は休みで、明日の日本語授業の準備中です。
昨日の一コマ目はひらがなすら習いたくない生徒への
個別レッスンでした。
出張でよく日本に出向いて会議に参加するものの、
会議は全て日本語で自分だけ通訳をいつもつけてて恥ずかしいので
ちょっと日本語を話せるようになりたいとのこと。
昨日が彼に取って生まれて初めての日本語のレッスンだったので
ド基礎から教えることに。
<私は~です/じゃありません>の文型を教えたら
「IがWatashiって長い!notがja arimasenって長すぎる!」と
いきなりイラつかれ…。
「ワッタシハァ…ガックセ…ジャ アリマソォン…
"I am a student not"?英語じゃ意味不明だよ!!」
とも言われました。
なので、「日本語の語順だと英語では意味不明なように、
英語の語順だと日本語では意味不明なんですよ」
などと諭して授業を続けること一時間。
実は、こういう生徒でも授業を数回受けた頃には
「日本語って難しい。日本人にとっては
英語がこんな風に難しく感じるんだね…」と変わっていきます。
人によりますが、英語を母語として話す人たちは
そうでない人たちが自分に英語で話してくれていることに
感謝をしない傾向があります。
英語は誰でも話せて当然、話せない奴は馬鹿、といった感じです。
だいたい、そんな人たちは外国語を真剣に習得しようとして
苦しんだり恥をかいた経験がない、英語しか話せない人たちです。
だから授業前や授業後の雑談などで、
「日本語を難しいと思いますか?
日本人にとっては英語が同じように難しいんですよ。」
と、折に触れて生徒に話すようにしています。
草の根の国際交流ですね。
実際、漢字がある分日本語の方が難しいと思いますが(笑)
英語は誰でも話せて当然、話せない奴は馬鹿
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