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「日の丸を背負う」ということ

写真は、トビタテ!留学Japanの一期生壮行式のもの。
もう、あれから1年以上経つ。希望に溢れて、留学した自分。
怖いけれど、どんな世界があるのかという好奇心の方が強かった。
そして今、自分はまさに留学している。

ずっしり重いもの

留学して、4か月。

重たい。身体も気持ちも。
何だこれは。考え込む。
見えない何かが自分の留学に干渉してくる。

「お前はダメなんだから、もっとやらないといけない。」

そんな気持ちがある。

そして最近、
「そうか、見えない何かは自分の背中にあるのか」と気づく。

背負うもの

「色々なものを背負って留学する。」

たしか、自分は留学前のFacebookにそんなことを書いた気がする。
色々って何か考えたとき、それは自分の家族の期待であったり、
自分の大学の名前であったり。

そして、それは日の丸でもある。

日の丸の重さ

幸か不幸か、トビタテ!留学Japanの正式名称は

官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」

選ばれて留学した時点で日本代表なのかと思う。

この認識が正しいか正しくないかは、わからない。
「お前みたいなのが、日本代表?」って声が聞こえてきそうだが。

けれど、自分は日の丸を背負って留学していると考えている。
そして、その何とも言えない重さを感じる。

「こんなに重いのか」と。

もちろん、スポーツ選手なんかと比べれば、とても小さいのかもしれない。
しかし、自分にとっては日の丸を背負う重さは大きなものだ。
適当なことをしてられない、色々な支援を受けてここにきているのだから。

この重みを経験させてくれているトビタテに本当に感謝したい。

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この記事を書いた人

Shinya Higuchi
現在地:オーストラリア
【プロフィール】 1.徳島県出身 2.島根大学 総合理工学部 物質科学科 物理分野 卒業(2015年) 3.島根大学 総合理工学研究科 理工・医連携コース (休学中) 4.フィリピン(2週間) ボランティア 5.オーストラリア(11か月) University of Newcastleで太陽電池の研究 【好きなこと】 (1)人と話すこと (2)スポーツ (3)映画鑑賞 (4)考えること (5)読書 【好きな言葉】 弱気は最大の敵 財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり Stay hungry, Stay foolish.

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