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予防接種の話(1)

こんにちは。今回は予防接種について書きたいと思います。というのも、最近予防接種を2本打って、結構日本と違うところが多かったのが理由です。

多くの留学生は出発前に予防接種を打つことになると思います。その理由は、日本では打たなければならない予防接種の数が他国に比べて少ないから、らしいです。例えば狂犬病の予防接種は日本で必須ではありませんが、多くの国が打つように求めています。日本は予防接種を打たなくて良いほど衛生的な環境だという見方もできますが、留学生からすると私費での接種数が増えるということで、損にしかなりませんね笑

筆者の留学先はアメリカなのでそこまで本数を打たなくても大丈夫ですが、アフリカに留学している友人は筆者より多くの予防接種を打っていました。このように渡航先によっても必要な予防接種の種類は変わってきます。

さて、筆者はマサチューセッツ州によって定められた予防接種を打たなければなりませんでした。事前に既定の書式の用紙が渡されて、医療機関で証明を取る形です。たくさんの予防接種が要求されているわけですが、半分くらいは日本で必須となっているものです。まずは母子手帳とにらめっこして必要な予防接種を確定させます。ここで問題となるのが、「まったく病名がわからない」という事態です。麻しんとかおたふくかぜとかにも当然英語での呼称があるわけですが、さすがにTOEFLの対策では補いきれません笑(満点レベルになると知っている必要があるのかもですが)。

そんなこんなで筆者が必要だった予防接種はこちら。

  • Tdap(破傷風・ジフテリア・百日咳ワクチン)
  • Hepatitis B(B型肝炎、3本)
  • Mumps(おたふくかぜ、2本)

水ぼうそうは幼少期に罹っていたようで、必要ありませんでした。
このうち日本で打つことができたのが、B型肝炎2本とおたふくかぜ2本。TdapとB型肝炎の最後1本は現地で打つことになりました。Tdapはともかく、B型肝炎は接種間隔を空けないといけないので、普通に間に合いませんでした。
そのような経緯もあり、筆者はそこまで高くない英語力にもかかわらず、現地で予防接種を受けることになりました。(2)へ続きます。

この記事を書いた人

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Ryo Ichikawa
現在地:日本
東京都の片田舎出身 早稲田大学先進理工学部→創価大学経済学部 University of Massachusetts, Boston 統計学・計量経済学 ダーツ トビタテ!留学Japan3期生 交換留学

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