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ボストンキャリアフォーラム(2)

引き続きボストンキャリアフォーラムについて書きたいと思います。

今回は当日の様子について詳しく。筆者は金土の2日間参加しました。金曜日は朝8時からの講義に出席してからの参加となりました。筆者が会場についた時には多少列ができていましたが、特に入場に時間がかかるということもありませんでした。開場直後に入った知り合いの話では、例年通り凄い人数の列ができていたそうです。

入場してからネームホルダーと配布物を受け取り、会場に入りました。様々な会社のブースがパーテーションで仕切られていて、パンフレット配布や履歴書を作れるスペース、パソコンやプリンターも置かれており、就職活動を凝縮した空間だなあと感じました。何より日本人がほとんどで、アメリカに来てからこんなに多くの日本人を目にするとは思いませんでした笑

朝食を軽く摂った後、いよいよ説明会や面接に参加しようと思ったのですが、会場がとにかく広く、自分の行きたいブースを探すのも中々大変でした。配られた表も少々読みづらく、結構ムダに行ったり来たりをしてしまいました。筆者は金曜日に面接3つを受けることが決まっていたので、それ以外の時間で説明会に参加しました。実際には会社の説明会と面接の時間が被っていたので、想定したよりも回れなかったという印象が残りました。

面接のない時間には説明会に参加して履歴書を出すという活動をすることになるのですが(ウォークイン)、この時要求される履歴書はほとんどが和文の履歴書になります。志望動機や写真貼付け欄がある、日本で用いられている一般的なものです。(海外留学生を相手にしてるのに和文の履歴書を要求するってちょっとよくわかんないなとは思いました。)筆者は日本から履歴書を持っていかなかったので、ここでは和文履歴書のフォーマットにPCで打ち込んだものを提出しました。たまたま写真は証明写真を数枚持ってきていたので、それを使いました。参加される方は和文の履歴書を用意し、また事前に提出できる状態にしておくと、当日スムースにウォークインができると思います。確かに当日でも履歴書を書いたり写真を張り付けたりはできるのですが、時間もかかりますし、人数が多くて席を確保するのも大変なので、事前準備できることはしておいた方がいいと思います。またウォークインでは合否の連絡を基本的に電話で行っている会社が多いです。アメリカでも使用可能な携帯電話は必須だと思います。

1日目は面接をいくつかこなし、ウォークインで気になった企業に履歴書を提出するということを繰り返して終わりました。一応ひとつ最終面接までいったのですが、それも落ちてしまい、書類も悉く通らなかったので、1日目にしてやることがなくなってしまいました。なので、2日目は外務省のセミナーを聴いてブースで官庁訪問の話を聴いて過ごしました。筆者は国家公務員総合職試験に最終合格しているため、この時間も非常に有意義なものになりました。

2日間を振り返ると、内定などの目に見える成果は得られませんでした。しかし、就職活動に本腰を入れる前の段階で多くの面接を経験し、自己分析もできたので非常に良い機会となったと思います。特に筆者は国家公務員と民間企業、大学院進学と複数の選択肢があるため、こうした機会でそれぞれを比較することができ良かったです。もし各種の参加コストが小さいのであれば、内定を取るという目的でなくても参加してみると面白いかもしれないです。

この記事を書いた人

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Ryo Ichikawa
現在地:日本
東京都の片田舎出身 早稲田大学先進理工学部→創価大学経済学部 University of Massachusetts, Boston 統計学・計量経済学 ダーツ トビタテ!留学Japan3期生 交換留学

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