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ヨハネスブルグをぶらり

こんにちは!相変わらず時差ボケに苦しんでいます。
ヨハネスブルグ滞在2日目は、「出会い」「再会」「発見」がありました。
ですが、まず旅の報告をする前に、ホテルの朝食がとてもよかったのでそちらの写真をのせます笑 
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生ハムやサーモン、チーズなどのオードブル、パンやマフィン、パンケーキ、フルーツの盛り合わせなどバラエティ豊かな朝食でした。やはりここにも強烈なヨーロッパの香りが漂います。外のテラス席もよかったです。それでは本題に入ります笑
朝食をホテルで食べてからまず向かったのが、ある方のオフィスでした。

1.Princess of Africaと再会

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 この方は、アフリカの歌姫と呼ばれる南アの歌手イヴォンヌ・チャカチャカさんです。彼女は、アパルトヘイト政権下の1965年に生まれながら、南アフリカ大学を卒業し、1981年に黒人女性歌手として初めて南アのテレビに出演した女性です。彼女の曲で世界的に有名なのは、映画『ホテルルワンダ』のテーマソングとして使用された「Umqombothi」ですが、彼女の歌は、アパルトヘイト下の黒人活動家たちの心のよりどころにされていました。あのネルソン・マンデラ氏も獄中で彼女の曲を聞いて励まされたそうです。最近では、歌を通してマラリア撲滅やAIDsの啓発に力を入れ、国連MDGの大使、ユニセフ親善大使などをつとめています。
 私が彼女と出会ったのは2013年の日本リザルツが主催したイベントでした。そこでお話をしたときに、「南アフリカに来るときは絶対に教えてね!」と声をかけていただき、今回イヴォンヌさんのオフィスにお邪魔することになりました。以前と変わらず飾らない人柄で、やさしさのあふれ出る女神のような方でした。オフィスではとても忙しそうな様子で、自身のプリンセスオブアフリカ財団の運営に関する会議や相談などをスカイプを通して次から次へと行っていました。そんな忙しいなかでも、時間を割いて会ってくれる優しさや彼女の人柄にまた惹かれました。

イヴォンヌさんのオフィスをあとにして、次に向かったのはアパルトヘイトミュージアムです。

2.アパルトヘイトミュージアム

ここは、その名の通りアパルトヘイトに関する展示を行なっているミュージアムです。
入場料は75ランド(日本円で525円ほど)でした。館内は撮影禁止なので、印象に残った展示について書きたいと思います。
↓ミュージアムの入口(白人用の入口と非白人用の入口が分かれていたアパルトヘイト当時を再現)
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館内では、基本的に南アで起こった出来事が時系列で展示されています。最初に目がとまったのは、壁に展示されていた1949年以降の国民党政権による人種差別法案の数々でした。天井はかなり高かったのですが、床から天井まで一面に法案が貼られており、その数は数え切れないほどでした。また、映像の展示も豊富で、ソウェト蜂起やネルソン・マンデラが初めてテレビに登場したときの映像、シャープビル虐殺事件や黒人意識運動の指導者スティーブ・ビコの葬儀の様子などを見ることができました。また、アパルトヘイト政策のもとで黒人に義務付けれたパスと呼ばれる身分証明書の実物や、反アパルトヘイト闘争の中心だったアフリカ民族会議(ANC)が武力攻撃をする際に使用した武器なども展示されており、アパルトヘイトの歴史を肌で感じることができました。

日本の教科書では、反アパルトヘイト闘争の英雄としてネルソン・マンデラやオリバー・タンボなどの男性が取り上げられますが、実はかなりの女性もアパルトヘイト撤廃に重要な役割を果たしています。アパルトヘイトミュージアムには、そのような女性活動家や女性組織に関する展示も豊富にありました。特に、1954年に結成された南アフリカ女性連合(FESAW)は代表的な女性組織で、当時国内で23万人の会員がおり、雇用や賃金における男女格差の是正、給与付きの産休や働く女性の育児サポートなどを求める女性憲章を採択しています*。その中心的人物だったヘレン・ジョセフやリリアン・ンゴイなどのポスターや、1956年にプレトリアで起こった女性による大規模なデモの映像が展示されていました。
ほかにも見ごたえのある展示はたくさんありましたが、ここですべてに言及するのは難しいので、アパルトヘイトミュージアムについての説明と感想は以上にしておきます。

ミュージアムを出た後は、ホテル近くのネルソンマンデラスクエアと呼ばれるショッピングセンターやレストランが入ったビルに行き、4月から働く会社の先輩と食事をご一緒させていただきました。素敵なお話をたくさん聞くことができ、働くのが楽しみになりました!!

↓朝、ネルソンマンデラスクエアで巨大なマンデラ像と撮った写真です笑
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今日の更新はここまでです!
また次回をお楽しみに~!!!

*South Afircan History Online "Federation of South African Women"
(http://www.sahistory.org.za/topic/federation-south-...

この記事を書いた人

Yukina Furukawa
現在地:日本
Yukina Furukawa

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